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国[中国] くに[ちゅうごく]

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

国[中国]
くに[ちゅうごく]

中国では一般に諸侯の支配地を国と呼んだ。周代前半の諸侯は邑を支配の単位としていたから諸侯の住する首都の邑が国と呼ばれ (→邑制国家 ) ,国に住する貴族,庶人は国人と称した。国は多くの属邑を従えていたが,春秋時代後半頃から領土国家が成立してくると,専制的な君主と官僚によって支配される国 (戦国) が生れ,やがて秦の始皇帝が天下を統一して諸侯の国は消滅した。しかし漢代に入ると再び諸侯の国 (王国) が復活し,おのおの独立的な支配体制をもったが,王は王室一族に限定された。武帝時代になると,中央から任命された官僚が王国の政権を握り,諸侯王は自国の租税を得るだけとなった。後代にも封建制度が行われた場合に国が生じたが,だいたい専制支配の補助的存在にすぎなかった。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

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